ご機嫌いかがですか、皆さん、トゥハです。
まもなく4月に入ります。ハノイはまだ春ですが28度.29度が続き、風がさわやかですが初夏のようなまぶしい日差しのきのう、今日です。
この日々、国内各地はベトナム南部解放40周年記念日を祝う様々な活動が活発に行われています。戦争は過ぎ去りましたが戦争にの記憶はベトナム人一人一人の心の中に残っています。今日のこの時間は戦争時代によく歌われた歌をお届けします。
はじめに「花の時代」(Thoi hoa do)をどうぞ
「ある兵士はその秋に故郷を離れたが戻らなかった
ある兵士は貧しい家を離れたが戻らなかった
彼の名前は山に刻まれた、
国境の夕暮れ、雲は山の頂にゆっくり流れる
年老いた母は彼の姿を見つめて言った
ベトナムよ、ベトナムよ、彼が倒れて犠牲になった山で
赤い花の色は祖国のための憧れの炎を燃える」
戦争時代に、兵士らは森を越えて、戦場に向かいました。彼らの日常品の中で、ハンモックは兵士一人一人の最も愛用品となりました。
次に「ハンモックの歌」(Bai ca canh vong )をどうぞ
「谷川に足を止める
高く青い空を見上げて
森の花びらは香りを放つ
母よ、僕に祖国の愛を花びらに込めて
ハンモックよ、僕と一緒に戦場に向かおうね
ハンモックよ、僕と一緒に南部の各地に足を運ぼうね
祖国よ、子供たちが眠れように、戦いましょう」
最後に「母の物語」( Huyen thoai me)をどうぞ
「真夜中に、母を思い出す
昔の物語を思い出す。
雨の中を歩んて、兵士の眠りを見守る母
兵隊たちを乗せた船を漕ぐ母
母よ、母を称える歌は永遠に残るでしょう」
いかがでしたか、皆さん、今日は戦争時代に良く歌われた歌をお届けしました。それでは今日の音楽散歩道はこれで終わります。来週、またお会いしましょう。