ご機嫌いかがですか、皆さん.
ハノイは今秋です。秋の早朝あるいは秋の夜にハノイ町を歩むならば、花の香りがただよい、人々の心を穏やかにしてくれます。
秋の風景を眺めながら、誰も故郷への思い出すが浮かぶでしょう。
今日のこの時間は故郷をテーマにした歌をお届けしましょう。
はじめに「わが故郷」(Oi que toi)をどうぞ
「私の故郷、わらぶき屋根の家が残る
夕暮れ、煙の香りが漂う
風に乗った凧、僕の夢の中に沈む
君の傍に歩む、小鳥の群れを眺める
私の故郷、緑の畑が残る
腰が曲がった母の姿がある
故郷の民謡は母の子守歌」
続いて、「故郷、私の幼い頃」(Que huong tuoi tho toi)
をどうぞ
「私は故郷を愛する
竹の緑に包まれる村
故郷、私の幼い
村の小道
穏やかな秋の川
凧をあげて、ボールを投げる
広々とした海、
故郷よ、思い出に溢れる」
ハノイの秋は美しい女性に例えられます。ある詩人は「君よ、あなたはハノイの秋かしら。君はもう去ってゆく、秋は君を静かに思っている」と言いました。ハノイ人の一人一人の記憶の中で、ハノイの姿は愛する故郷の姿でもあります。
では「ハノイの旧市街」(Pho co ha noi)をどうぞ
いかがでしたか、皆さん、今日は故郷をテーマにした歌をお届けしました。
それでは音楽散歩道はこれで終わります。
また来週、お会いしましょう。