ご機嫌いかがですか、皆さん。トゥーハです。
ベトナムはS字型をした長い国土を持っています。北部には四季がありますが南部には雨季と乾季に分かれています。北部の四季は日本と比べると、かなりあいまいですがそれぞれの季節によって独自の美しい風景があります。今日のこの時間はベトナムの春、夏、秋、冬の風景を描いた歌をお届けします。
はじめに「初めての春」(mua xuan dau tien)をどうぞ
「ツバメと共に春がやってきた
その日はいつもと同じようにやってきた
鳥のさえずりが聞こえる
家々から煙が立ちのぼる
しかし、この春は国が統一されて初めての春だ
母は戦場から帰ってきた息子に会える
夢に見た春がやってきた」
続いて、「夏になった」(Vao ha)をどうぞ
「空が高くなる
川がゆっくり流れている
雲が友を探しに行くため、空を飛んでいる
私は一人でのんびり暮らしている
楽しい夏がやってくるから、数多くの苦しさに遭っても笑っている」
次に「ハノイの秋を思う」 (Nho mua thu Ha Noi)をどうぞお聞きください
ハノイの秋はスアという白い花の季節
ハノイの湖は霧が包まれ
誰かを懐かしんでいることが感じられる
ある日、ハノイの秋はその質問に答えくれるだろう」
ではおしまいに「冬への思い」(Noi nho mua dong)をどうぞ
「誰かが窓の外を通り過ぎて行く
冷たい風が吹いてくる
枯れ葉が通りで待っている
冬が静かに私を包む」
いかがでしたか、皆さん、今日はベトナムの四季の風景を描いた歌をお届けしました。それでは今日の音楽散歩道はこれで終わります。来週のこの時間をお楽しみに。ごきげんよう。