男性歌手トン・ズオン(Tung Duong)の歌



ご機嫌いかがですか、皆さん。

ここ数日、ハノイは暖かい風が吹き、春のやさしい日差しも見えますが、

皆さんのお住まいの町はいかがですか?

今日のこの時間は男性歌手トン・ズオン(Tung Duong)の歌をお届けします。トン・ズオンさんは両親が音楽界に事業活動を行っていませんが、幼い頃から音楽をよく聴き、12歳の時に、ベトナム歌舞団の一員として、モスクワに公演を行いました。ベトナム国立家音楽院に入学してから、歌手トン・ズオンは連続して、国内の多くの音楽コンクールに優勝しました。トン・ズオンは民謡を基調にした歌で大成功したと言われています。

今日のこの時間はその男性歌手トン・ズオンの歌声をお楽しみください。

始めに、「私の母」 Me toi)をどうぞ

歳を取った私は今、母のことを思い出すと

子どものように泣けてくる

昔、父がお酒を飲んでいるときに

そのそばで、母はセーターを編んでいた。

軒先に、木の葉が舞い落ちていた。

次に、「ピェウスカーフ」(Chiec khan Pieu)をお届けます

「森に、女の子がピェウというスカーフを見つけている」

と鳥たちがささやく。

そのスカーフには桃色の刺繍がある

風よ、そのスカーフをここまで運んでちょうだい

風に伝えたけれど風は、答えてくれない」

次に、「半ば眠っている」(Nam mo)をどうぞお聞きください

微笑みはある日、幼なごりになる夢を見た

足はある日、悲しさになる夢を見た

眠りはある日、帆になる夢を見た

誰かある日、私になる夢を見るだろうか」

いかがでしたか、みなさん。今回は、男性歌手トン・ズオン(Tung Duong)の歌をお届けしました。それでは、今日の音楽散歩道はこれで終わりです。来週のこの時間を又お楽しみに。さようなら。


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