既にお伝えしましたように、24日、中部沿海カインホア省ニャチャン市で開催中のAPEC=アジア太平洋経済協力会議のSOM1=第1回高級実務者会合と関連各会議の枠内で、医療作業部会がペルーの主催のもと行われ、APEC加盟21カ国とWHO=世界保健機関、UNFPA=国連人口基金などの代表180人が参加しました。
席上、参加者らは、SARS=新型肺炎や、H5N1とH1N1型の鳥インフルエンザなど伝染病予防対策に関する経験とその成果を分かち合いました。一方、ベトナム側は、SARSや、H5N1、H1N1の予防対策に関する自国の経験と成果を紹介しました。
予防医療局のチャン・ダック・フー局長は、「各国は疫病管理のために協力を強化する必要がある」と訴え、次のように語りました。
(テープ)
「APEC加盟諸国は疫病予防対策や、情報交換、監査などの面で協力を強化する必要があります。疫病管理は非常に重要なものです。国民の健康を保護することは社会安全保障に寄与するからです。」
会議で、参加者らは2017年のAPECの医療分野の優先課題を定めました。これは、「全国民上げての医療と持続可能な発展」ということです。