ベトナム中部ニャチャン市で開催中のAPECアジア太平洋経済協力会議のSOM高級実務者会合と関連会議が3月1日、12日目の議事日程に入りました。会合で、ベトナムは、2017年のAPECの4つの優先課題を提唱しました。
これらは、持続可能でかつ包摂的な成長を促進すること、地域内の経済統合と連携を強化すること、中小企業と零細企業の活躍を奨励すること、及び、食糧安全保障を目指す着実な農業を発展させることです。APEC書記局のグエン・ミン・ヴ副局長は、「これらの優先課題の中で、最も重要なのは持続可能でかつ包摂的な成長の促進である」と述べ、ベトナムは地域の経済成長の質を高めるため、具体的な対策を提案していると明らかにしました。