おしゃべりタイム（2月22日）

2018年2月22日 | 9:00:00

(VOVWORLD) -リスナーの皆さんから寄せられたお便りを音楽と共にお送りするおしゃべりタイムの時間です。

おしゃべりタイム（2月22日） - ảnh 1 テトには、書道家に縁起のよい言葉を書いてもらう習慣がある。 (写真説明：ハノイ市内の文廟では毎年、書道市が開かれる)

ハーリスナーの皆さん、こんにちは、ハーです。

ソンこんにちは、ソンです。待ち遠しかった旧正月テトがあっというまに過ぎて、学校や会社は通常の活動に戻ってしまいましたね。

ハーそうですね。ところで、今年は、ベトナム･日本外交関係樹立4５周年を迎えるにあたり様々な活動がどんどん行われています。

ソンはい。私たちは、出来る限り、全ての記念活動をお伝えしたいと思っています。その一方で、リスナーの皆さんも「越日国交樹立45周年記念特別番組」のためのエッセイ募集に是非ご応募してくださいね。

ハーエッセイ募集のお知らせは、VOV日本語放送のホームページに掲載していますので、ご支援とご協力をお願い申し上げます。

ソンよろしくお願いします。では、ここでお便りの紹介を始めます。

昨年末いただいた宮城県仙台市の・あきば・ひろゆき・さんからのお便りです。

「日本が貴国と国交を樹立して2018年で45年になるのですね。この45年、貴国は戦禍からの復興、ドイモイ政策の施行、そしてその後の急速な経済発展と、目覚しい変化を遂げたと思います。テレビで放送されるハノイやホーチミン市の風景を見ると、本当に大都市になったと感じます。私が最後に貴国を訪れたのは約20年前になります。再び訪問し、貴国の大きな変化を体感してみたいものです。」

ハーあきばさん、お便りありがとうございます。おっしゃる通りですね、現在のベトナムはあきばさんが訪れた20年前のベトナムと比べ、随分変化しましたよ。是非とも、再びベトナムへ足を運んでください。次に、いわた・かつらさんから1月15日にお寄せ下さったメールをご紹介します。
「VOV日本語部の皆様初めまして。ひょんなことから先日貴局のインターネットラジオを拝聴し、どっぷりハマってしまいまった愛知県のオバサンです。こちらは今の季節、夜になりますと気温もマイナスにまで冷え込みますので、『コタツ』でぬくぬくしながら拝聴しております。と共に、日本人にはものすごく暖かそうなイメージのハノイの気温も案外低いことに大変驚いております。そこで質問です。ハノイの一般の方々はこの時期、どのような防寒対策をしていらっしゃるのでしょうか？また、寒さ対策と食、日本では寒い季節になると体を温めるためにも「鍋」を食するという習慣がありますが、日本でも出来そうな体が温まるベトナムの鍋のレシピがありましたら、ぜひご教授下さい。そういえば『コタツ』に関するものすごい余談ですが、もう10年ほど前、広州から我が家に遊びに来た中国の友人が『コタツ』一目見て「のび太くん家!!」と大はしゃぎしたことがありました。漫画ドラえもんって本当に世界中で読まれているのだな、と改めまして実感した出来事でした。その友人も日本語をバリバリ話せる人ですが、もしかしてVOVの日本語部の皆様も、日本語に興味を持つきっかけは『ドラえもん』だったのでしょうか？ことわざの件 1月11日放送、2番目の「犬がぼろぼろに噛みつく」に近い日本語のことわざは「泣きっ面に蜂」ですかねぇ・・・短波ラジオがない我が家では現在インターネットでの拝聴しか出来ませんが、まずは、VOVをちゃんと短波放送で聴いてみたい！只、今短波ラジオ購入を画策しております。購入して無事VOVの電波をキャッチできました暁には「受信報告書」に郵送にてチャレンジしてみたいと思っております。」

ソンいわたさん、メールありがとうございます。私は、日本語に興味を持つきっかけは残念ながら『ドラえもん』ではありません。さて、お手紙の中で、ベトナムの諺に似た日本の諺「泣きっ面に蜂」をご紹介してくださり、ありがとうございます。機会があれば、また、ベトナムの諺を紹介しますね。

ハーまもなく2月も終わりですが、そちらの日本では厳しい寒さは幾分和らぎましたか？この2月初めから１０日間にわたって、ベトナム北部では、気温が急に下がり、人間だけでなく家畜も大変でしたよ。

ソンハノイ市では8度、山岳地帯の方では零度ほどでした。寒いとは言っても、毎年の冬に雪が降る日本に住むリスナーの皆さんにとってはそんなに寒くないでしょう。家も人間も夏向きに出来ている私たちにとってはとても寒く感じます。

ハーベトナム人には、特に防寒対策はありません。ただ、寒さに対応する為に、栄養やカロリーを補給する目的として、毎日の食事では、多くのニンニクを加えた料理、豚肉の煮付け、牛肉の煮込みを食べるようんい心がけています。

ソンその他、豚骨スープを効かせた鍋料理を食べるのも寒さ対策のひとつですね。実は、この料理の作り方はとても簡単なんですよ。

ハーそうですね。豚骨を１時間茹でてスープをとります。その他、好みによって違いますが、冬は、唐辛子とか生姜などちょっと辛い物を入れて、体を温めますよ。勿論、各種野菜、海産物、牛肉、鶏肉なども加えて食べますね。

ソンいわたさん、今後も引き続き私たちの日本語放送をお聴き頂き、ご感想やご意見をお寄せくださいね。

ハー　次に、福岡県北九州市の・きのした・ひろみち・さんからのEメールです。

「正月は伝統料理を家族で食べるのは日本と似ていて共感できますね。こないだ犬に関わるベトナムの諺は面白く拝聴しました。日本でも『犬も歩けば棒にあたる』と言う諺がありますよ。これはでしゃばると犬も人から棒で叩かれるといった意味です。これからも諺を教えて下さい。さて、質問ですが日本では生麦、生米、生タマゴ、・赤巻き紙、青巻き紙、黄巻き紙といった早口言葉がありますが、ベトナムでは早口言葉を話す遊びはありますか？」

ソンきのしたさん、メールありがとうございます。ちなみに、神奈川県かいせい町の・かわせ・かずひさ・さんは1月30日の消印で頂いたお便りの中で、きのしたさんと同じ質問をされていますので、読まさせていただきます。

「日本で早口言葉と言えば『なまむぎ、なま米、生卵』が有名ですが、ベトナムで有名な早口言葉があれば教えください。」

ハーベトナムにも早口言葉はありますよ。やはり、日本にも、ベトナムにも沢山の面白いフレーズや言葉で溢れていますね。ソンさんはこれまでに何回もリスナーの皆さんにベトナムの早口言葉を教えてきましたね。今回も是非お願いします。

ソンはい、幾つかの早口言葉をご紹介しましょう。Buổi trưa ăn bưởi chua（ブオイチュアアンブオイチュア）、これは「昼に酸っぱいザボンを食べる」という意味です。それから、Nồi đồng nấu ốc, nồi đất nấu ếch（ノイドンナウオックノイダットナウエック）、銅の鍋はタニシを茹で、土鍋は蛙を茹でる、です。

ハー凄い上手かったです。これらは、誰もが知っているほど一般的な早口言葉ですね。次は、もっと難しい早口言葉をお願いします。

ソン毎日練習しましたよ。じゃ読んでみます。Giặt khăn xanh, vắt cành chanh（ヤットカンサイン、ヴァットカンチャイン）、青いタオルを洗い、レモンの枝に吊り下げるという意味です。

そして、もう一つはAnh Thanh ăn sắn, anh Hạnh ăn hành（アインタインアンサンアインハインアンハン）、タインさんはキャッサバを食べる、ハインさんはネギを食べるの意味です。

ハー上手でしたよ、次に、私も挑戦してみます。Lúa nếp là lúa nếp làng. Lúa lên lớp lớp, lòng nàng lâng lâng（ルアネップラールアネップラン、ルアレンロップロップ、ロンナンランラン）、もち米のイネは村のもち米のイネ、イネがぐんぐん育つと娘の心はウキウキです。

ソンいかがでしたか皆さん？正確なベトナム語は、日本語放送課のHPにそれぞれのベトナムの早口言葉をベトナム語表記、そのカタカナによる読み方、言葉の意味を十分に掲載していますので。どうぞご覧くださいね。

今週もたくさんの方からメッセージを頂きました。ありがとうございます。最後に、お名前だけでもご紹介します。

・山形県山形市の・たかはし・みきのり・さん

・群馬県しぶかわ市の・すずき・よしかず・さん

・福島県こりやま市の・たかはし・ゆたか・さん

・千葉県ふなばし市の・すどう・みきお・さん

・千葉県やちよ市のらか・かずひこ・さん

・千葉県千葉市の・とみた・としあき・さん

・東京都いたばし区の・おかむら・りょう・さん

・東京都せたがや区の・えのもと・たかし・さん

・東京都ふちゅう市の・さえき・よしのり・さん

・東京都みずほまちの・おの・たかお・さん