ディエンビエンフー作戦勝利60周年にあたり、21日夜、ハノイで「ディエンビエンフー、平和の交響曲」という音楽会が行われました。席上、ディエンビエンフー作戦勝利を讃える様々な演目が披露されました。
また、当時、北部の総督としてベトナムに派遣されたジャン・サンテニ氏(Jean Sainteni)の息子であるフィリップ・サンテニ氏や、フランスでのベトナム戦争反戦運動の活動家ライモン・ディエン(Raymond Dien)女子、ディエンビェンフー戦場で取材を行ったフランスの日刊新聞「リュマニテ」の記者ダニエル・ルーセル(Daniel Roussel)氏との交流会も行われました。
ルーセル氏は次のように語りました
(テープ)
「当時、ベトナム軍とフランス軍の目標は違いました。フランス軍の兵士らは戦闘したばかりですが、ベトナム軍の兵士らは全民族の独立のために身を捧げる決意でした。この決意で、あらゆる勢力もベトナム民族を屈服させることができないのです」