5日、パリ郊外モントルイユにあるリビング歴史博物館で、「ボー・グエン・ザップ将軍とディエンビェンフー作戦」と題する座談会が行われました。
座談会の様子(写真:Bich Ha)
この座談会の主催者はフランス人歴史学者のアラィン・ルッショー(Alain Ruscio)氏とクロド・ブランシュメーゾン(Claude Blanchemaison)元ベトナム大使です。
席上、ルッショー氏はフランス植民地主義者のベトナム支配に終止符を打ったディエンビェンフー作戦前の歴史的背景を紹介し、この作戦の勝利に関するザップ将軍の役割を強調しました。ルッショー氏は「国と民族の独立・自由を守るためのベトナムの決意がフランスを敗北に追いやった」としました。
また、座談会で、参加者らは戦争後の両国間の良好な関係や、その関係の将来の発展方向などにも触れました。