今年、ベトナムは、GDP=国内総生産の伸び率を6・7%にし、インフレ率を4%以下に抑える目標を掲げています。これに関し、エコノミストらは、「ベトナムは政治的安定や、マクロ経済の安定などのメリットを持ち、この目標達成と外資誘致に有利な条件がある」と評価しています。
(写真:KT)
また、農・林・水産物分野の好転や、工業・サービス業・建設業の迅速な発展などは、経済再構築に積極的な影響を与えています。従って、GDP総額は2055億ドルないし2220億ドルに達する可能性があるということです。
商工省のファム・タット・タン博士は、「複数のFTA=自由貿易協定の発効により、ベトナムの輸出は引き続き増加していく」と予測し、次のように語りました。
(テープ)
「2017年は、ベトナム経済にとって有利な年と思います。多くのFTAが発行しますが、ユーラシア経済連合や、EU=欧州連合、韓国とのFTAを活用できれば、輸出が迅速に発展します。また、技術導入も便利です。」