(VOVWORLD) -9日午前、中部ダナン市で開かれていた第29回APECのAMM=外相・経済担当相による閣僚会議は、APECサミットに上程するための4件の重要な文書を採択しました。
記者会見を主催したミン副首相(右)とトアン・アン商工大臣 |
9日午後の国際記者会見で、ファム・ビン・ミン副首相兼外相は「この4件の文書は、越境電子商取引の円滑化、零細・中小企業に関するAPEC戦略、2018~2020年期の食糧安全保障と気候変動に関する複数年行動計画、及び農村・都市開発に関する行動計画を含まれている」と明らかにしました。
(テープ)
「地域と世界の状況が変化している背景の中で、APECは引き続き、地域トップとなる経済連携メカニズムとしての役割を果たしています。閣僚らはAPEC内の協力と連携の維持に向けて決意を固めています。そいうことで、地域内の貿易自由化と投資円滑化の強化、ボゴール目標の遂行、質的成長の推進などについて討論しました。」
一方、チャン・トアン・アン商工大臣は次のように明らかにしました。
(テープ)
「外相・経済担当相による閣僚会議が討議、採択した内容は、APEC加盟諸国の指導者らが採択する為の土台を作り出す有意義なものです。これらの内容は、全面的かつ多様性を持っており、APEC加盟諸国の関心事と利益を反映しています。これは、地域内諸国に利益をもたらすだけでなく、グローバル化と多国間貿易体制の完備に寄与するでしょう。」