9日の国会

(VOVWORLD) -ハノイで開催中の第14期国会第3回会議は、9日、2016年の経済社会発展と国家予算計画、及び年初以来数ヶ月間の経済社会発展と国家予算計画の実施状況を追加する報告の討議を行っています。
9日の国会 - ảnh 1討論会の様子

9日午前の討論では、国会議員らは「経済の再構築、市場モデルの刷新、及び世界市場と各国の政策が急速に変動している背景の中で、GDP=国内総生産伸び率を6.7%、インフレ率を4%以下にするという今年の目標を達成する為には、総合力を活かすと共に、決意を固める必要がある」と訴えました。多くの国会議員はマクロ経済に関わる問題に懸念を表明し、その問題を明確にするよう要請しました。南部ビンフォック省選出のグェン・トアン・アイン議員によりますと、現在、農業は経済を支える柱として確定されていますが、この間、この柱は、気候変動や、生産コストの増加などの影響により崩れかけているということです。

その一方で、多くの国会議員は、工業発展、特に製造業に関心を示しています。この数年間、工業部門の成長スピードは、年平均14.3%に達したことで、遅れる傾向にあるという現状です。

9日の国会 - ảnh 2 ティエン議員(写真:Văn Bình)

北部ハーナム省選出のフン・ドック・ティエン議員は次のように提案しています。

(テープ)

「機器製造部門の衰退状況を厳粛に評価した上で、製造業の発展に向けた相応しい方策を見い出す必要があります。また、各企業の製造能力向上と技術導入を推進させることも重要です。FDI企業にベトナムでの技術移転や設計・製造活動を激励する為に、質の高い人材開発、インフラ整備、経営環境の改善を行った方がいいと思います。」

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