APEC2017、2020年後のAPECの発展方向を制定
(VOVWORLD) - ベトナムが出してきた構想は地域諸国から好評を得ています。
既にお伝えしましたように、11月6日から11日まで、中部港湾都市ダナンで、ベトナムが主催するAPEC2017の最後かつ最重要な活動であるAPEC首脳ウィークが開催されますが、これまで、レセプションや、安全保障などの面での準備作業や、サミットに上程される文書案の作成はほぼ完了しています。
外交戦略研究院のチャン・ビェト・タイ副院長は、「ベトナムは、APEC2017が国の外交活動の中心的な任務であるだけではなく、アジア太平洋地域の発展への貢献でもあることを認識した上で、準備作業を周到に行ってきた」とし、次のように語りました。
(テープ)
「ベトナムの役割は高いといえます。ベトナムが出してきた構想は地域諸国から好評を得ています。例えば、APEC2020ビジョンや、中小企業支援イニシアティブ、気候変動対応へ向けての農業発展イニシアティブ、雇用に関する女性の対話、観光ウィークの開催などです。これまで、ダナンでのAPEC2017のサミットのためのすべてが準備されました。」
APEC2020ビジョンや、中小企業支援、気候変動対応へ向けての農業発展、雇用に関する女性の対話、観光ウィークの開催などに関するベトナムの構想は、加盟諸国の意見を参考にして作成されたことから、今回のサミットで採択され、2020年後のAPECの発展方向を制定するものとなる見通しだということです。