総会の開幕式典
(写真:Vietnam+)
14日、イタリアの首都ローマで開催されたIFAD国際農業開発基金の第40回年次総会は、トーゴの元首相ジルベール・フォッスン・ウングボ氏を同基金の新総裁に選出しました。就任式は来る4月1日に本格的に行われるとしています。
総会に参加しているベトナム代表団の団長チャン・スアン・ハ財務次官は「今回の総会は昨年の成果を集中的に評価した他、今後の協力発展方向を討議する」と明らかにしました。
また、ベトナムとIFADとの協力関係について、ハ次官は「この間、双方の関係はかなり緊密になってきた。ベトナムは、貧困地域や山岳地帯などを始めとする11の省においてIFADの支援によるおよそ5億ドル相当の17件のプロジェクトを実施している。
IFADは、ベトナム駐在IFAD代表事務所を地域レベル駐在事務所に引き上げすることにした。これは、IFADにおけるベトナムの地位と役割を強調したことである」と強調しました。
なお、IFAD国際農業開発基金の第40回年次総会は15日に終了します。