IOM、「渡航中に死亡した難民はおよそ7200人に」
(写真:AP/TTXVN)
IOM=国際移住機関は今年12月15日までに、欧州を目指して地中海を船で渡航中に死亡した移民や難民はおよそ7200人に達し、前年と比べおよそ20%増となっていると報告しました。
1日当たりおよそ20人死亡した計算となります。IOMによりますと、世界全体を見た場合、海上で死亡した難民らの人数は昨年、推定で5350人。地中海に次いで多かったのは東南アジアの海域でした。
仏教徒が多数派を占めるミャンマーで国民と認められていないイスラム教徒の少数派ロヒンギャ族がマレーシアなどの近隣国へ海路で逃れる例が目立ったということです。