(VOVWORLD) -22日午前、ハノイで、フアム・ミン・チン首相はJBIC=国際協力銀行の前田匡史(まえだ・ただし)総裁と会見を行いました。
会見で、チン首相はJBICがこれまでベトナムでの重要なインフラ整備プロジェクトや大規模なプロジェクトに巨額の信用借款を供与したことを高く評価するとともに、両国の最優先課題の一つは経済関係を強化することであると述べました。
会見の様子(写真:VGP/Nhat Bac) |
また、チン首相は、現在、ベトナムは新型コロナウイルス感染症の抑制、マクロ経済の安定化、インフレの抑制、経営投資環境の改善のため様々な措置を取っている。ベトナムは日本の投資家が今後も引き続きベトナムへ投資するよう希望を表明しました。
チン首相はJBICを始め、日本はベトナムが持続的かつ急速な経済成長を達成し、国際社会への効果的な統合のため引き続き支援するよう希望を表明しました。具体的には、日本が再生可能なエネルギーの開発、交通インフラ整備、気候変動対応、デジタルトランスフォーメーション、グリーン成長のための政策コンサルティング、資金、技術、経験などを集中的に支援するということです。
一方、JBICの前田総裁は環境問題に関するベトナムの公約と行動を高く評価した上で、JBICは多くの分野において、ベトナムと協力することを望んでいると明らかにしました。