(VOVWORLD) -28日午前、ホーチミン市で開催中のAPEC=アジア太平洋経済協力会議の枠内で、「経済・財政・社会に関する包摂的発展」というシンポジウムが開催されました。
ベトナムのブイ・タイン・ソン外務次官 |
席上、ベトナムのブイ・タイン・ソン外務次官は「グローバル化と自由貿易が世界の貿易成長、貧困解消に寄与している一方、貧富の格差は日々拡大している。第4次産業革命とデジタル技術などは、かつてないチャンスをもたらしている」と強調しました。
また、ソン次官は、「APECの主催国であるベトナムは、経済、財政、社会の分野における包摂的発展に関する行動枠組の立案というアイディアを下した」と明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「これは、APEC加盟諸国の支持を得るための極めて重要なアイディアの一つです。この構想は、地域内諸国の願望に応えています。」