22日午後、文化スポーツ観光省のグエン・ゴック・ティエン大臣は、WIPO=世界知的所有権機関のフランシス・ガリ事務局長と会見ました。
席上、ティエン大臣は「ベトナムは社会生活における知的所有権、著作権などに関する法律システムの完備に取り組んでいる。2016年、ベトナム政府は2020年までのベトナム文化産業発展戦略及び2030年までのビジョンを採択した」と明らかにすると共に、WIPOに対し、質の高い人材育成をはじめ、知的所有権、著作権などの保護を支援し、同分野におけるベトナムの国際社会への広範な参入の促進に貢献するよう」希望を表明しました。
一方、フランシス・ガリ事務局長は「知的所有権分野でベトナムを常に支援している」と強調する共に、「ベトナムは、視覚障がい者等の発行された著作物へのアクセスを促進するためのマラケシュ条約をはじめ、WIPOの幾つかの条約を締約するよう」希望を表明しました。