(VOVWORLD) - 第12期党中央執行委員会は、第13回党大会に上程される文献に関する報告書の中で、第13期の方向と任務、および、2025年をめどに国を近代的な工業国に、2045年をめどに高所得国に発展させる目標などを設定しています。
エコノミストのグエン・ミン・フォン氏 |
その内容は、専門家や、アナリストらの好評を得ています。エコノミストのグエン・ミン・フォン氏は次のように分析しています。
(テープ)
「これらの内容は重要で、正しいと思います。また、効果的に実施される見通しです。というのは、それらの目標達成を目指し、複数の政策が制定され、幅広く貫徹されてきたからです。各レベルの党委員会と行政府、各部門、機関はそれを十分に認識し、具体化させるために取り組みます。人材に関し、これは単なる労働力ではなく、優れた管理者や、指導者、なども含まれます。これは注目すべき新しい点です。」
ボ・チ・タイン元所長=baodautu.vn |
一方、中央経済管理研究所のボ・チ・タイン元所長は、「第13回党大会に上程される文献に関する報告書は前期の経験を受け継ぎながら、新しい点を出している」との見方を示し、次のように語っています。
(テープ)
「最も基本的な3つの問題を発展事業に突破口を切り開くものとして選ぶことは正しいといえます。これらは体制や、人材、インフラです。しかし、これらの問題にも新しい点があります。体制問題に関し、市場経済体制の完備と国家機関の活動能力の向上を両立させるということは新しい点です。インフラ問題に関し、大規模なインフラ整備プロジェクトだけでなく、デジタルインフラづくりも進める見通しです。人材に関し、その能力を定義する具体的な内容も出されています。」