アレッポ情勢「深刻な懸念」=戦闘停止の交渉難航-米



【時事】12日、アーネスト米大統領報道官はシリアのアサド政権軍が北部アレッポの大半を制圧したと報じられていることについて、「アレッポの状況を深刻に懸念している」と述べました。米政府は反体制派が拠点とするアレッポ東部への人道支援物資の搬入などを試みてきましたが、「政権軍は一般市民への空爆を続けている」と非難しました。


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(写真:AFP)

米政府はまた、アレッポ東部から市民や反体制派が安全に退去できるようにするため、アサド政権の後ろ盾のロシアに戦闘停止を働き掛けていますが、交渉は難航しています。国務省のカービー報道官は「ロシア側は数日にわたり停戦を開始できないと伝達してきた」と指摘しました。今後も政権軍によるアレッポ攻撃が続くとの見通しを示しました。

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