ジョナサン・ヴァン・タム教授

新型コロナウイルスのパンデミックの最中、イギリスの感染対策を主導し、連日のように首相官邸から記者会見を重ねてきた感染対策の専門家たちが、2021年12月31日に発表された新年の叙勲で、「ナイト」や「デイム」の称号を授けられることになりました。

その中で、イングランド副主任医務官のジョナサン・ヴァン・タム教授は ナイト爵位を受け、「サー・ジョナサン」となります。

ベトナム系のジョナサン・ヴァン・タム教授（ベトナム語名：グエン・ヴァン・タム）は  インフルエンザの専門家として知られており、2017年にイングランド副主任医務官を就任しました。彼はイングランド主任医務官のクリス・ウィッティー教授とともに、イギリスの感染対策の「顔」と呼ばれています。

なお、2021年9月、在イギリスベトナム大使館はジョナサン・ヴァン・タム教授をベトナムの新型コロナ予防対策に貢献したとして表彰しました。