イスラエルの空爆によりガザ北部で73人のパレスチナ人が死亡、ハマス系メディアが発表
(VOVWORLD) -土曜日にイスラエル軍がガザ地区北部ベイト・ラヒヤの複数の住宅を空爆し、多数の女性や子供を含む少なくとも73人のパレスチナ人が死亡、数十人が負傷したと、医療関係者およびハマス系メディアが伝えました。
(写真:THX/TTXVN) |
また、保健省高官のメフタ・アッバス氏も、数十人が負傷し、行方不明者も出ていると述べました。医療関係者によりますと、攻撃の標的となったのは複数階建ての建物で、付近の住宅数軒にも被害が出たといいます。
イスラエル軍当局者は、ガザ北部での空爆による死傷者に関する報告を確認中だと述べました。また、予備調査の結果、ハマスの報道は誇張されており、イスラエル軍が入手している情報とは一致しないことが分かったと付け加えました。
パレスチナの保健当局者は、2日目に入っても通信およびインターネットサービスが遮断されているため、救助活動が妨げられていると述べました。同日、ガザ保健省は、イスラエル軍の攻撃により、飛び地全体で35人のパレスチナ人が死亡したと発表しました。
「これはジェノサイドと民族浄化の戦争だ。占領軍はベイト・ラヒヤで恐ろしい大虐殺を行った」とハマス報道官は述べました。(arabnews.jp)