(VOVWORLD) - イスラエル軍によりますと、シンワル氏はパレスチナ自治区ガザ南部で「家から家へと移動しながら」身を隠していたところを発見され、銃撃戦の末に殺害されました。
イスラエルは17日、昨年10月7日に起きた同国への奇襲の首謀者とされるイスラム組織ハマスのヤヒヤ・シンワル最高指導者を殺害したと発表しました。これを、過去1年に及ぶ紛争でハマスに与えた「最大の打撃の一つ」と称賛しています。
イスラエル軍によりますと、シンワル氏はパレスチナ自治区ガザ南部で「家から家へと移動しながら」身を隠していたところを発見され、銃撃戦の末に殺害されました。
声明によれば、「1年間の追跡の末、IDF(イスラエル国防軍)南部軍司令部の兵士がガザ南部での作戦で、テロ組織ハマスの指導者ヤヒヤ・シンワルを排除した」としています。
また、IDFとISA(イスラエル国内治安機関シンベト)の作戦により、彼の行動範囲を制限し、最終的に排除に至ったことを明らかにしました。この作戦を実行したのは、通称「ビスラハ(Bislach)」と呼ばれる第828旅団です。
シンワル氏はラファ(Rafah)で他の「テロリスト」2人と共に行動しているところを発見され、建物内に逃げ込みましたが、無人機によって追跡されました。イスラエル軍が公開した無人機映像には、シンワル氏が負傷しながらも接近する無人機に枝を投げつける様子が映し出されています。(AFP通信)