イスラエル、国連軍を再び砲撃 ガザ停戦交渉進まず、各国が非難
(VOVWORLD) - レバノン南部に進攻中のイスラエル軍は16日、UNIFIL=国連レバノン暫定軍の監視塔を砲撃しました。UNIFILが発表したものです。
レバノン南部で活動しているイスラエルの歩兵と戦車(写真:IDF) |
イスラエル軍は、親イラン武装組織ヒズボラが付近から攻撃を行っていると主張し、これまでにもUNIFIL施設を複数回攻撃しており、各国からの非難が相次いでいます。
ガザ地区における停戦交渉を仲介するカタールのムハンマド首相兼外相は16日、交渉の進展について「過去3~4週間、何の対話も行われていない」と述べ、停戦交渉が停滞していることを明らかにしました。これは、ブリュッセルで記者団に対しての発言で、ロイター通信が報じています。
また、レバノン保健省によれば、過去24時間で南部ナバティエなどにおいてイスラエル軍による138回の空爆があり、17人が死亡したと発表されました。(中日新聞)