イランは核合意精神に従わず=再検討を明言-米大統領

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写真提供:AFP



(時事) トランプ米大統領は20日、イタリアのジェンティローニ首相との共同記者会見で「イランは(欧米など主要6カ国との)核合意の精神に従っていない」と批判しました。その上で、核合意の再検討に着手したことを改めて強調しました。

トランプ政権はイランについて「これまで核合意に従っている」(ティラーソン国務長官)と認める一方で、シリアのアサド政権を後押しし、テロ支援国家であり続けているとして懸念を表明しました。核合意はこうした脅威に対処していないと非難を強めています。

再検討の結論に関して、トランプ大統領は「近いうちに何かを言うことになる」と述べましたが、合意を破棄するかどうかには言及しませんでした。2015年に結ばれた核合意では、イランが核開発を一定期間制限する代わりに制裁を解除されました。

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