フエ副首相
22日、ベトナムのヴォン・ディン・フエ副首相は、北中部タインホア省にあるギーソン製油所を訪れました。フエ副首相は、ギーソン製油所は、北中部だけでなく、全国の経済社会発展に大きく影響を与えるプロジェクトであり、ベトナムの石油ガス産業の発展、及び、ベトナムのエネルギー安全保障に大きく貢献するプロジェクトでもあると明らかにしました。また、ギーソン製油所を1日も早く稼動させるよう求めました。
そして、フエ副首相は、「環境を犠牲にして経済を成長させるわけではない」と述べ、この製油所の環境保護に特別な関心を寄せるよう要請しました。なお、投資総額90億ドルを超えるこのプロジェクトはベトナム石油ガスグループ、クウェート国際石油、及び、日本の三井化学株式会社と出光興産株式会社の合弁により実施されています。