発言に立ったグェン・スアン・フック首相
24日夜、中部クアンナム省の省都タムキー市で、同省が誕生した施行20周年、及び、同省解放42周年を記念する式典が行なわれ、グェン・スアン・フック首相が列席しました。
席上、フック首相はクアンナム省が国防・安全保障、経済社会発展分野においてこれまでに達成した成果を高く評価した上で、同省に対し、多数民族と少数民族の住民がいずれも地元の成果を平等に享受できるよう、尽力することを求めました。また「英雄の称号を持つ母親を始め、革命功労者の物心両面の生活水準の向上に関心を寄せるよう」指導しました。 さらに、総面積1万平方メートルのクアンナム省はホイアン旧市街とミーソン遺跡といった2つの世界遺産を有するのはベトナム有数の地方である」と強調しました。フック首相は次のように語りました。
(テープ)
「クアンナム省は中部だけでなく、全国各地の中でも群を抜いて、経済が豊かに発展する地方にならなければなりません。その中で、工業、有機農業、サービスという3つの重要な分野における民間経済セクターの原動力は生産高、創造性、連携性の競争を基礎にするものです。これと同時に、数世紀前にアジア地域の交易中心地として栄えた遺産としての価値を保存する必要があります。」
このように語ったフック首相は「クアンナム省は自らの潜在力を十分に活用するため、中部沿海地帯だけでなく、ハノイやホーチミン市など大都市との連携を強化する必要がある」と述べました。