20日夜、ホーチミン市で、ベトナムの伝統的旧正月テトを過ごすため一時帰国している国外在留ベトナム人の代表との「故郷の春2017」という集いが行われました。
この席で、チャン・ダイ・クアン国家主席は「ベトナムにとって、国外在留ベトナム人は切り離すことができない一部である」と強調すると共に「ベトナムがこれまでに達成した成果には国外在留ベトナム人の物心両面における貢献を抜きに語ることができない。」と明らかにしました。
また、国外在留ベトナム人およそ450万人が国内の人々と力を合わせて、豊かで強固なベトナム作りに取り組むよう希望を表明した他、国外在留ベトナムの知識人らが自らの知恵と経験を生かして、母国ベトナムの建設に貢献するよう」呼びかけました。クアン国家主席は次のように語りました。
(テープ)
「国外在留ベトナム人が母国ベトナムの素晴らしい伝統を生かして、団結し合い、困難を乗り越え、滞在国に貢献すると共に、ベトナム人としての誇りを持って、滞在国におけるベトナム人共同体の地位向上、及び、ベトナムと世界各国との友好関係の強化に寄与することを望んでいます。国外在留ベトナム人が母国ベトナムを離れて暮らしていますが、いつも母国ベトナムに思いを馳せることを信じています」
このように語ったクアン国家主席は「ベトナム共産党、政府、国民は常に親族の訪れや観光、投資などの目的でベトナムに帰国する国外在留ベトナム人を歓迎し、有利な条件を作り出している」と強調しました。