(VOVWORLD) - 45年前の4月29日、ベトナム解放軍がサイゴン、現在のホーチミン市に侵攻したことに伴い、ベトナム海軍部隊はチュオンサ群島に進攻し、この群島を解放しました。
海軍部隊の勝利はベトナム人民軍の勇敢な闘いを見せただけでなく、祖国の海と島の領有権の確保にあたっている海軍兵士らの平和への渇望を示すものでもあります。海軍特殊部隊126号のダオ・マイン・ホン中佐は次のように語りました。
(テープ)
「我々はチュオンサ群島の解放という任務を託され、誇りに思いました。犠牲を恐れることなく、どうすれば、任務を全うするか頭をめぐらしていました。」
1975年春の総攻撃でチュオンサ群島をはじめ、ベトナム東部海域の各島嶼の解放は特別な意義があります。この45年間、海軍部隊はチュオサ群島の建設発展に尽力してきました。チュオンサ群島に駐屯している旅団の政治委員会のディン・バン・クオン大佐は次のように話しました。
(テープ)
「チュオンサ群島の軍隊、住民は団結して、困難を乗り越え、先輩の革命事業を受け継ぐ決意です。また、学習に励み、警戒心を高めるとともに、戦闘態勢を整えています。さらに、救難、救助を精力的に行い、漁民の漁獲を支え続けます。そして、あらゆる状況にも、チュオンサ群島を防衛するため、警戒心を高め、戦闘任務にあたる用意があります。」