(VOVWORLD) -5日午後、ハノイで、ファム・ミン・チン首相はベトナムを訪問中のJETRO日本貿易振興機構の石黒憲彦理事長と会見しました。
チン首相(右)VGP/Nhật Bắc撮影 |
席上、チン首相は、ベトナムに進出している日本の企業共同体の役割を高く評価すると共に、JETROがベトナムの関連機関と連携して、日本の大手企業へのベトナムの投資環境や、協力の潜在力とチャンス、投資優遇政策などのPR活動を展開し、日本の企業にベトナムのグリーン転換、デジタルトランスフォーメーション、循環経済などへの更なる投資を奨励するよう提案しました。
一方、石黒理事長はチン首相が日本を含む外国の投資家との対話を連続的に行ったことを高く評価しました。同理事長によりますと、ベトナムは、ASEAN東南アジア諸国連合で唯一の国としてJETROがハノイとホーチミン市に2か所の事務所を開設しています。このことは、日本とJETROがベトナムを重視していることを示しています。石黒氏は、ベトナム・日本外交関係樹立50周年記念活動に向けてベトナムとの協力を強化したい意向があるとと同時に、両国間の益々発展のために尽力してゆくと明らかにしました。