(VOVWORLD) - 現地時間の10月29日午後、ファム・ミン・チン首相夫妻とベトナム高級代表団は、サウジアラビアの首都リヤドのキング・ハーリド国際空港に到着し、サウジアラビアのモハメド・ビン・サルマン皇太子兼首相の招きに応え、第8回未来投資会議への参加と同国の公式訪問を開始しました。
写真撮影:Duong Giang |
今回、ベトナム首相は初めて、アジアから唯一の主要招待者および高級指導者としてサウジアラビア主催の第8回未来投資会議で講演を行います。
キング・ハーリド空港では、サウジアラビア政府および外務省の高官、在サウジアラビアベトナムのダン・スアン・ズン大使、大使館員、およびサウジアラビア在住ベトナム人コミュニティの代表者らが出迎えました。今回の訪問は、両国の外交関係樹立25周年にあたり、行われます。両国は高級レベルの代表団や各省庁間の交流を強化しており、昨年10月に、ファム・ミン・チン首相がASEAN-GCC首脳会議に出席し、サウジアラビアを訪問しました。
サウジアラビアは現在、中東・北アフリカ地域におけるベトナムの第3位の貿易パートナーであり、年初からの9ヶ月間の二国間貿易額は22億ドル以上に達しています。今回の訪問は、両国の伝統的な協力分野に新たな推進力を与え、潜在的な分野に新たな突破口を開くとともに、ベトナムとサウジアラビアの新たな協力段階への道を切り開くための強固な政治的信頼関係を構築すると期待されています。