(VOVWORLD) -チン首相は「現在、ベトナムは新型コロナウイルスワクチンを十分に用意している。ワクチン接種は新型コロナ予防対策の成功を左右するものである」と強調しました。
会議の様子 |
10日午前、新型コロナウイルス感染症予防対策指導中央委員会の委員長を務めているファム・ミン・チン首相は同委員会と全国の63の省や市の新型コロナウイルス感染症予防対策指導委員会とのオンライン会議を主宰し、新型コロナ予防対策について話し合いを行いました。
会議で、チン首相は「全国規模で、新型コロナウイルス感染症が制圧されており、経済社会活動は一歩一歩回復している。しかし、この数日、感染者数が増加傾向にある中で、コロナウイルスの変異種「オミクロン」の国内への侵入危機が高まっている」と明らかにした上で「コロナ感染に歯止めをかけると共に感染者数、重症患者、死亡者の削減のため全力を尽くすよう」求めました。
チン首相は「現在、ベトナムは新型コロナウイルスワクチンを十分に用意している。ワクチン接種は新型コロナ予防対策の成功を左右するものである」と強調すると共に各省や市に対し、遅くとも12月31日まで、18歳以上の人々に2回目の接種を完了し、追加接種を受ける対象に3回目の接種を行うよう求めました。今後の予防対策に関して、チン首相は油断をしないよう要請した上で、全国各地が新型コロナ予防対策をさらに強化し、その中で、ワクチン接種を加速させるよう指導しました。