トゥオン国家主席 日越専門家協会と九州ベトナム友好協会の代表と会見
(VOVWORLD) - 30日午前、福岡市で、日本を訪問中のベトナムのボー・バン・トゥオン国家主席は、日越専門家協会の会長を務める広島大学の越智光夫(おち みつお)学長と会見しました。
席上で、トゥオン主席は、ベトナム南部メコンデルタは気候変動と海面上昇によって深刻な影響を受ける地域であると述べ、同協会がこの分野においてベトナムの大学や各地との協力を拡大することを提案しました。また、広島大学と同協会がベトナムの大学との協力を拡大することも呼び掛けました。
同日午前、トゥオン国家主席は、九州ベトナム友好協会の星野裕志(ほしの ひろし)会長と会見した際、同協会に対し、両国の地方間の協力を促すとともに、若者をはじめ、両国民の交流を拡大するよう提案しました。また、現在、九州に在留しているベトナム人は約5万5千人にのぼっているとし、九州ベトナム友好協会が今後もベトナム人への支援を強化することを訴えました。