(VOVWORLD) -20日午後、ハノイでベトナム公安省のトラム大臣は、着任にあたり、挨拶に訪れた在ベトナム日本大使館の山田滝雄(やまだ・たきお)大使と会見しました。
(写真:Bocongan.gov.vn) |
会見で、トラム大臣は、「ここ数年間、ベトナムと日本の『アジアにおける平和と繁栄のための広範な戦略的パートナシップ』は、引き続き発展し、様々な分野で深化されている」と明らかにした上で、「今後、ベトナム公安省は日本の関連各機関と連携して、双方の情報交換の質を向上させ、環境・水源の安全保障や海上安全保障、サイバーセキュリティー、国際テロ対策などの伝統的安全保障と非伝統的安全保障分野での犯罪の防止対策で緊密に協力してゆくよう」訴えました。
また、世界で新型コロナウィルス感染症が複雑に推移している背景の中で、トラム大臣は、「ベトナム公安省をはじめ、ベトナム政府は、ベトナムでの勤務を続けるため、戻ってきた日本人や専門家などに条件を作り出すとともに、日本に新型コロナ予防対策に関する経験を交換する用意がある」と強調しました。
一方、山田滝雄大使は「両国の良好な関係を幅広く発展させていくことに尽力する」と確約しました。この機に、トラム大臣は、日本の警察庁に一万枚の抗菌マスクを贈呈しました。