トー・ラム党書記長・国家主席 米国企業の代表と個別会見
(VOVWORLD) -現地時間の23日午後、ニューヨークの国連本部で開催中の第79回国連総会の「未来サミット」に出席ているトー・ラム党書記長・国家主席は技術と投資資金運営分野におけるアメリカと世界のいくつかの一流企業の代表と個別会見を行いました。
Lâm Khánh/TTXVN撮影 |
アメリカの多国籍テクノロジー企業であるアップル社の指導者との会見で、トー・ラム党書記長・国家主席はベトナムは最近、アップル社との協力を実施するため、作業部会を設立し、アップル社とそのパートナーに対し、生産能力の向上、世界のサプライチェーンに参加するようにベトナムの企業を支援するよう提案するとともに、国家イノベーション センター における研究開発センターの設立のための研究、情報技術、プログラミング、電子、半導体、人工知能 (AI) などの分野におけるベトナムの学生への奨学金の支給を行うよう希望を表明しました。アップル社のニック・アマン副会長は、ベトナムへの投資の見通しと、アップルの世界戦略におけるベトナム市場の価値、および、アップルの重要な製品のサプライチェーンへの参加に関するベトナムの潜在力を高く評価しました。
多国籍テクノロジー・コングロマリットであるメタ・グループの指導者との会見で、トー・ラム党書記長・国家主席は、ベトナムはメタ・グループを始め、アメリカの投資家がベトナムで効果的、かつ持続的に事業活動を行えるようにあらゆる有利な条件を作り出すことに尽力していることを強調しました。一方、メタグループのグローバル対外関係担当のニック・クレッグ社長は、今後もベトナムにおけるイノベーションの拡大のため支援することを公約しました。
サーバー・ワークステーション及びHPC関連製品などを開発・提供しているハードウェアベンダーであるスーパーマイクロのの創業者兼事業開発担当上級副社長のウォーリー・リアウ氏との会見で、トー・ラム党書記長・国家主席は、スーパーマイクログループとパートナーが、ソリューションの提供や国家データベースシステム、省庁、支店、地方自治体のデータベースシステムの開発プロジェクトなど、協力プロジェクトの具体的な実施ロードマップについて交渉するようを提案しました。また、トー・ラム党書記長・国家主席はスーパーマイクロ社が近代的な技術を利用し、ベトナムのパートナーへの技術移転を強化する上で、ベトナムがスーパーマイクロのサプラインチェーンへさらに参加するように便宜を図るよう希望を表明しました。
この機に、トー・ラム党書記長・国家主席は、ブラックストーン投資ファンドの会長兼最高経営責任者兼創設者であるスティーブン・シュワルツマンや世界最古で最大の民間投資ファンドの一つであるウォーバーグ・ピンカスの最高経営責任者ジェイク・シーベルト氏、グーグル・グループの元会長兼ゼネラルディレクターであるエリック・シュミット氏とぞれぞれ個別会見を行いました。