(VOVWORLD) - 28日午後、党中央本部で、トー・ラム書記長は、ベトナム共産党とフランス共産党による第4回理論セミナーに出席するため、ベトナムを訪問中のフランス共産党のファビアン・ルーセル全国書記率いる高級代表団と会見しました。
会見で、トー・ラム書記長は、世界情勢が複雑に推移している背景の中で、フランス共産党およびフランスの共産主義者や国民がベトナム共産党を始め、ベトナム国民に団結精神を示したり支援したりしていることに感謝の意を表しました。また、両国関係が包括的な戦略的パートナーシップに格上げされたことには、両党の重要な貢献があったことや、フランス共産党が国内外で平和、独立、民主主義、社会進歩のための闘争に貢献し、党の地位と役割を高めるために尽力していることを高く評価しました。
今後の協力計画について、トー・ラム書記長は、既存の協力分野をさらに強化し、とりわけ理論セミナーを通じて理論的問題や実践的な経験を共有し、両党の協力活動の能力向上に役立てるべきであると提案しました。
これに対し、フランス共産党のファビアン・ルーセル全国書記は、ベトナムの発展事業における目覚ましい成果に強い印象を受けたと述べ、フランス共産党がベトナム共産党との関係を重視し、引き続き優先的に推進する意向を示しました。また、両党間の既存の協力、特に理論セミナーの枠組みをさらに発展させたい考えを示しました。
さらに、経済、貿易、鉄道・水路の交通、地方間協力、議会間交流、そして国際フランコフォニー機関における協力を通じて、ベトナムとフランスとの包括的な戦略的パートナーシップを促進するため、フランス共産党は今後も引き続き取り組むことを確約しました。