(VOVWORLD) - 29日午前、トー・ラム党書記長・国家主席が国防省の情報機関である第II総局を視察し、重要会議を開催しました。
会議で発表しているトー・ラム書記長・国家主席 |
会議で、トー・ラム氏は国防情報機関の重要性を強調しました。同機関は情報収集、状況分析、将来予測において極めて重要な役割を果たしており、党指導部や政府、軍、地方行政府などに対して、政策立案や危機管理に関する助言を行っています。これにより、国家の戦略的対応力を高め、不測の事態を防ぐことが可能になると述べました。
トー・ラム氏は、世界情勢や地域情勢が今後さらに複雑化し、予測が困難になると予想されることから、国防情報機関の役割がますます重要になると指摘しました。そのため、同機関に対し、より効果的な情報提供と分析を行い、国家の意思決定を支援するよう要請しました。
また、強固で柔軟な情報ネットワークの構築や、様々な情報源や手法を最大限に活用することの重要性も強調されました。同時に、鋭い洞察力と専門知識を持つ人材の育成にも力を入れるよう指示がありました。
トー・ラム書記長・国家主席は最後に、国防情報機関が新たな脅威や機会を素早く察知し、短期的および長期的な国家戦略の策定に貢献できるよう、能力向上に努めることを求めました。