バイデン氏、訪欧開始 独仏英首脳と会談へ ウクライナ・中東情勢を協議
(VOVWORLD) - 当初、バイデン氏は10月10日から13日の日程でドイツを国賓訪問する予定でしたが、アメリカ・フロリダ州に大型ハリケーン「ミルトン」が接近していたことを理由に、訪問を延期していました。
アメリカのバイデン大統領(写真:IRNA/TTXVN) |
アメリカのバイデン大統領は17日、ドイツのベルリンに到着しました。18日にはドイツ大統領および首相との二国間会談を行い、その後、ドイツ、フランス、イギリスの首脳らと共にロシアによるウクライナ侵攻や中東情勢について協議する予定です。
当初、バイデン氏は10月10日から13日の日程でドイツを国賓訪問する予定でしたが、アメリカ・フロリダ州に大型ハリケーン「ミルトン」が接近していたことを理由に、訪問を延期していました。
アメリカ大統領補佐官(国家安全保障担当)のサリバン氏によりますと、バイデン氏のドイツ訪問延期に伴い開催が延期されていたラムシュタイングループの会合は、11月にオンライン形式で行われる見通しです。
バイデン氏はドイツ到着後、記者団に対し、イスラム組織ハマスの最高指導者シンワル氏の死亡を受けてイスラエルのネタニヤフ首相と協議を行ったことを明らかにし、「戦争を終わらせ、ガザ地区で拘束されている人質を帰還させるべき時が来た」と述べました。
バイデン政権は、イスラエルによるシンワル氏の殺害がガザでの停戦実現に向けた進展になることを期待しており、中東紛争は今回の首脳会談の主要議題の一つとなる見通しです。(ロイター)