(写真:EPA/TTXVN)
(news.tbs.co.jp)パキスタンのスーフィー教と呼ばれるイスラム神秘主義の寺院で、20人の信者が拷問を受けた上、刺殺されました。
パキスタン北部・パンジャブ州のスーフィー教と呼ばれるイスラム神秘主義の寺院で2日、20人もの信者が死亡、4人がけがをしました。この事件で、信者を殺害したとして寺院の管理人の男と共犯とみられる4人が逮捕されました。
信者は検視の結果、薬物で酩酊状態にされ拷問を受けた上、ナイフなどで背後から刺殺されていたことがわかりました。逮捕された男は信者の悪い部分を「浄化」する行為だったと主張する一方で、警察の捜査に対し信者の殺害を認めたということです。
イスラム教の「異端」とされるスーフィー教は、近年、タリバンなどイスラム過激派の標的となる事件が相次いでいて、捜査当局は事件を慎重に調べています。