1月19日から2月12日まで、ハノイの旧市街で、伝統的な旧正月テトを再現するイベントが行われています。
伝統的な版画
「ベトナムのテト」と題するこのイベントは、旧正月の飾り物である版画の展示会、昔のハノイ市民のテトを再現する写真展、昔のテトの家の飾り方を紹介するセミナー、昔のテト用の書道の展示会など含めています。ハノイ旧市街管理委員会のチャン・トゥイ・ラン副委員長は次のように語りました。
(テープ)
「伝統文化を紹介するこのようなイベントを通じて、若者に伝統的な旧正月テトを始め、伝統文化をさらに理解してもらいたいと思います。イベントは、ハノイを始め、北部のホン川デルタの人々が昔、どのようにテトを楽しんだのかを再現しているのです。」
こうしたイベントは、鑑賞者に感動させています。ハノイ旧市街に住んでいるチャン・ヴァン・マンさんは次のように話しています。
(テープ)
「ハノイに生まれ育ってハノイのことが大好きな私は、今年、昔のハノイの姿を見ることができ、感動しました。イベントで展示されている古いお寺の写真、ハノイ市民がよく使っていた古いベッド、そして、古い版画などはかつてのハノイ市民の生活の一部で、とても懐かしいです。これからも、このようなイベントが、テトだけでなく、一年中よく行われることを期待しています。」