フィリピン軍、ラマダン明けでマラウィでの戦闘を一時停止
フィリピン軍のエドゥアルド・アニョ参謀総長は25日、南部ミンダナオ島のマラウィの一部を占拠しているイスラム過激派武装勢力との戦闘を8時間停止すると発表しました。
疎開市民を助けるフィリピン軍=
AFP/TTXVN
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この日はイスラム教の断食月「ラマダン」の終了を祝う「イード・アル・フィトル」にあたるため、この祝日を市民らが祝えるようにするためだということです。
国民の大半がキリスト教カトリック教徒のフィリピンで、マラウィはイスラム教徒が多数派の重要都市です。
25日の一時休戦について、アニョ参謀総長は「同胞であるイスラム教徒、とりわけマラウィのイスラム教徒たちにこの祝日を祝う機会を与えようというフィリピン軍の固い意志の証だ」と語りました。(AFP)