(VOVWORLD) - 昨年9月から、イーレックスは、ベトナムでバイオマス発電事業に乗り出し、EVN=ベトナム電力公社などと連携し、2024年に出力2万キロワットの発電所を稼働させる計画で、さらなる事業拡大を視野に入れています。
11日に行われた日本の新電力大手のイーレックス株式会社の本名均代表取締役社長との会見で、ブオン・ディン・フエ国会議長は、「イーレックスがベトナムで行っているバイオマス電力開発プロジェクトは2021~2030年期にけるベトナムのグリーン成長戦略に合致し、ベトナムがCOP26=国連気候変動枠組条約第26回締約国会議で出した公約の履行に役立つ」との見解を表明しました。
一方、本名均代表取締役社長は、ベトナムが二酸化炭素排出量を削減するために支援するという日本政府の意向に触れ、「ベトナムがバイオマス電力開発事業において模範になるよう」希望しました。
昨年9月から、イーレックスは、ベトナムでバイオマス発電事業に乗り出しました。EVN=ベトナム電力公社などと連携し、2024年に出力2万キロワットの発電所を稼働させる計画で、さらなる事業拡大を視野に入れています。イーレックスが海外でバイオマス発電所を建設するのは初めてです。温暖化ガスの削減量を2国間で分け合う制度の活用も想定しています。