22日夜、ベトナム南部ソクチャン省は同省再設立25周年を記念する式典を行いました。式典にはグエン・スアン・フック首相が参列しました。
フック首相=Thống Nhất – TTXVN)
式典で、フック首相は、この25年、ソクチャン省は、インフラ整備が進められ、省民の生活がかなり改善されたなど多くの成果を収めたと評価しました。しかし、ソクチャン省をメコンデルタでかなり発展する地方にするという目標を達成するための方向について、フック首相は次のように語りました。
(テープ)
「ソクチャン省は、開発計画を点検する必要があります。その中で、ソクチャン省の経済社会発展、メコンデルタの他の地方との連結を促進させる重点的なインフラ整備プロジェクトに集中しなければなりません。とりあえず、ソクチャン省は、バクリエウ、カーマウ、キエンザンの各省を含むカーマウ半島との連結を目指す計画の作成と展開を加速させる必要があります。」
このように語ったフック首相はまた、ソクチャン省に対し社会全体にインフラ整備への参加を働きかけると共に、経営投資環境の改善に力を入れるよう求めました。
その後の23日午前、フック首相は、ソクチャン省の指導部と会合を行いました。席上、フック首相は、ソクチャン省はメコンデルタで最も困難な状態にある3省の一つであると述べ、政府はソクチャン省の発展に特別な関心を寄せていると強調しました。また、ソクチャン省は、質の高い稲作、果物の栽培、風力発電所、観光発展など自らの強みを最大限に発揮する必要があると求めました。