(VOVWORLD) -会談で、両首相は両国関係を早期に戦略的パートナー関係に格上げすることで一致しました。
フック首相、ニュージーランドのアーダーン首相と 会見(写真:TTXVN-VNA) |
10日午前、ダナン市で、グェン・スアン・フック首相はAPEC首脳会議に出席するため、ベトナムを訪問中のニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相と会見を行いました。会見で、双方は両国関係が良好に発展していることを高く評価すると共に、今後、訪問団の交換、草の根外交の促進、貿易協力の強化を行うことで一致しました。
同日午前、フック首相はオーストラリアのマルコム・ターンブル首相と会談を行いました。会談で、両首相は2015年、両国が全面的パートナー関係の強化に関する共同宣言に署名して以来、両国関係が急速に発展していることに満足の意を表明すると共に、両国関係を早期に戦略的パートナー関係に格上げすることで一致しました。
同日、フック首相は医療、製造、鉱山開発、航空、品質が高い農産物の加工に携わっているオーストラリアの一流企業の代表と会見した際、「オーストラリアの一流企業の代表がAPEC首脳会議の一環として開かれるCEOサミットに出席していることを歓迎すると共に、ベトナムとオーストラリアとの経済、貿易、投資関係におけるオーストラリアの企業の役割を高く評価しました。
同日、フック首相は、APEC2017の首脳ウィークに出席しているIMF国際通貨基金のクリスティーヌ・ラガルド専務理事と会見しました。会見で、フック首相は、ベトナムに対するIMFの支援の効果を高く評価し、IMFに対し、今後もマクロ経済の運営や銀行システムの健全化、マクロ経済管理・財政・銀行の分野における人材育成を引き続き支援するよう要請しました。一方、IMFのラガルド専務理事は、IMFは財政支援のほか、技術と育成面においてもベトナムを支援していると明らかにしました。
他方、同日、フック首相は、中国香港特別行政区の林鄭 月娥行政長官と会見しました。会見で、フック首相は、香港は経済・投資・観光などの分野においてベトナムの重要なパートナーであると強調し、香港行政府に対し、香港の企業にベトナムへの進出強化を働きかけるよう呼びかけました。
一方、林鄭 月娥行政長官は、香港は経済・通商・投資・文化・観光・教育などの分野におけるベトナムとの協力関係を重視していると強調しました。