(VOVWORLD) -6月30日午前、G20大阪サミットへの出席を終えてから、グエン・スアン・フック首相夫妻率いるベトナム政府代表団は和歌山県を訪れました。
フック首相は二階会長と会見した(写真:VGP)
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紀の川市で、フック首相は自民党幹事長である日本・ベトナム友好議員連盟の二階俊博会長と会見を行いました。
会見で、フック首相は「ベトナム政府は和歌山県の得意分野である農業を含め、多くの分野におけるベトナムの各地方と日本の各地方との協力を強化するためあらゆる有利な条件を作り出す」と明らかにすると共に、二階会長を始め、和歌山県の指導者がベトナムとの協力を強化するため全力を尽くすよう希望を表明しました。
一方、二階会長はフック首相率いるベトナム代表団はG20 大阪サミットに参加したことを高く評価すると共に、「留学、勤務、旅行などの目的で日本を訪れるベトナム人の数が日増しに増えている。和歌山県を含め、日本人はベトナム人を歓迎する用意がある」と述べました。
同日、紀の川市で、フック首相は日本・ベトナムのハスの交流会に参加しました。交流会で、フック首相は次のように語りました。
(テープ)
「この交流会で、私たちはベトナムから日本に贈られたハスと大賀(おおが)ハスをともに鑑賞することができます。これは両国間の緊密な関係の証と言えます。両国間の交流は今から1000年前に始められており、今日も続いています。ベトナムと日本の文化には多くの類似点があります」
この機に、フック首相と日本の代表は記念の植樹を行いました。