9日午前、東京都内の迎賓館で、日本とタイ、ベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマーは日本・メコン地域諸国首脳会議を行いました。ベトナムからはグェン・スアン・フック首相率いる代表団がこの首脳会議に出席しました。首脳会議の直後、共同記者会見が行われました。

記者会見で、安倍首相はこの首脳会議の成功を強調し、その中で、「日本・メコン関係を新たな戦略的パートナーシップと位置付け、持続可能な成長と豊かで繁栄する未来を実現したい」と強調しました。一方、記者会見で、フック首相は次のように語りました。

（テープ） 

「地域と世界経済が複雑に推移している背景の中で、日本とメコンとの協力を強化することは非常に重要な意義があります。そのため、日本とメコンとの協力関係の格上げは現在の情勢に見合うものです。今回の会議で採択された日メコン協力に関する新たな指針となる「東京戦略２０１８」が採択されたことは日本・メコン協力に新しい原動力を作り出すことを確信しています」