フック首相＝VGP/Quang Hiếu

サミットで発言に立ったグェン・スアン・フック首相は、「サミットで討議される内容は、2018～2020年期の電子政府作りに関わっている」と強調すると共に、「ベトナム政府は、2000年初から電子政府作りを行政改革と結びつけて行い、一定の成果を収めてきた。電子政府作りが各機関の最高指導者の役割と繋がなければならないことから、ベトナムは電子政府に関する国家委員会の発足を進めている。この委員会には、首相が委員長を務め、関連各省庁の大臣が委員である他、民間セクターの代表も参加する。これは、電子政府作りにおいて官民連携の効果を活用する狙いである。」と明らかにしました。

フック首相は次のように語っています。

(テープ)

「電子政府作りを成功させる為には、人材育成が最も重要なことです。インダストリー4.0に関わるスキルアップは、当面の対応措置でありながら、長期的な課題でもあります。人材育成のほか、労働者の生活や労働環境、収入、保険などを確保する必要があります。創造力がある優秀な人材は第4次産業革命時代における経済発展に弾みを付けるものです。」