(写真:ロイター)
フランスレゼコー紙に10日掲載されたエラベの世論調査によりますと、フランス人の約72%がユーロ圏離脱に反対で、うち44%は「強く反対」と回答しました。ユーロ離脱を主張する極右政党・国民戦線(FN)のルペン党首にとっては悪いニュースとなりました。
一方、EU=欧州連合加盟国であることは、「利益よりも不利益の方が多い」との回答が約37%と、「利益の方が多い」の約31%、「どちらとも言えない」の32%を上回りました。
ルペン氏は、4─5月に行われる仏大統領選の有力候補者の1人ですが、世論調査によりますと、親EUの中道・無党派候補、エマニュエル・マクロン前経済相、もしくは中道・右派の統一候補、フィヨン元首相に敗れる見通しです。