(VOVWORLD) -ドルジ大使は信任状捧呈のためベトナムを訪問中で、2012年の両国外交関係樹立以来、ベトナムで初めて信任状を捧呈するブータンの大使となります。
ビエット外務次官(TTXVN 撮影) |
19日、ハノイで、ド・フン・ビエット外務次官は、在タイブータン大使館のキンザン・ドルジ大使と会見しました。ドルジ大使は信任状捧呈のためベトナムを訪問中で、2012年の両国外交関係樹立以来、ベトナムで初めて信任状を捧呈するブータンの大使となります。
会見で、ビエット次官はベトナムとブータンの関係が良好に発展していると評価し、双方の各級代表団による相互訪問の強化を提案しました。また、ベトナムがブータンへ農産物、食品、水産物、農業機械、電子製品などの輸出を拡大する意向を示すとともに、ベトナムの大手企業がインフラ、通信、サービス業分野でブータンへの投資の可能性があることを強調しました。
さらに、ビエット次官はドルジ大使に対し、両国の機関、省庁、部局、企業間の連携を通じて二国間協力関係を推進することへの期待を表明しました。
これに応じ、ドルジ大使はブータンがベトナムとの関係強化を優先課題と位置づけており、ベトナムの経済発展の知見を共有したいと述べました。また、貿易、投資、文化、教育、観光、および仏教の分野で二国間協力を推進する意欲を示しました。
加えて、ドルジ大使はブータン航空がホーチミン市とブータンのパロ市を結ぶ直行便の就航を計画していることから、両国間で航空サービスに関する合意書を早期に締結する必要があると訴えました。