計画投資省所属外国投資局によりますと、今年始めからのこの４ヶ月間、新規投資、増資の総額は110億ドルに達し、昨年同期と比べておよそ40.5%増となっています。

外国投資企業協会のグエン・ヴァン・トアン副会長は次のように語りました。

（テープ）

「2017年の外国投資は、発展の兆しを見せていますが、その中で、韓国、日本、シンガポール、中国からの投資は際立っています。そして、ヨーロッパからの投資家も、イギリスのEU離脱によるデメリットを克服し、EUが締結する自由貿易協定のメリットを最大限に活用していますので、ベトナムへの投資を強化しようと思っています。外国投資を誘致するため、ベトナムはインフラ整備、法整備、知的所有権の保護などを強化しなければなりません。」

現在、世界の83ヶ国と地域がベトナムに投資をしており、その中で、韓国はトップ、日本とシンガポールがそれに次いでいます。投資先に関して、外国の投資家は全国の56の省と市に投資を行っており、その中で、北部バクニン省が最も多くの投資額を誘致しています。